健康的体温は37℃前後?!
最近では、体の冷えを感じる人がとても多くなっています。
寒い冬の間もずっと、冷えに悩まされている方が少なくありません。
特に最近では、美容や健康への意識が高まり、生野菜と果物で作るスムージーを飲んでいる方も多いですよね。
しかし、冷えた食べ物を取りすぎて、ますます冷えた体を作ってしまっているかもしれません。
試しに、体温を測ってみてください。
・・・どうですか?
36℃台前半?35℃台の方も多いと思います。
健康維持に理想的な体温は37℃前後なんですが、現代人には少ないかもしれませんね。
では、なぜ体温が高めの方が健康にいいのでしょうか?
体温が低いと体の機能力も低くなる?
低体温は、様々な病気を誘発します。
例えば、生きていく上で必要な、体内酵素は、体温が下がると、働きが低下してしまいます。
脂肪分解酵素がうまく働かなければ、当然肥満になりますよね。
また、遺伝子修復酵素がうまく働かなければ、ガンなどの深刻な病気にかかる危険性も出てきます。
酵素は、何をするにも必要不可欠です。
体内の酵素が活発に働く深部体温(内臓などの体の中心の体温)は38℃~40℃。
体温が1℃下がると、約50%も働きが低下する酵素もあると言われています。
さらに、代謝機能や免疫機能も低下してしまいます。
すると、どんなことが起こるのかというと、風邪をひきやすくなったり、太りやすく、痩せにくくなったりといいことはありません。
脇の下で測る皮膚体温は、深部体温より約1℃低いため、やはり、健康維持に理想的な体温は37℃なんですね。
体は冷えを感じると、全身の活動力を高める交感神経が優位になります。
するとどんなことが起こるかというと、末梢の血管が収縮するので、血液の流れが悪くなります。
血液の流れが悪くなれば、体にも、細胞にも栄養が行き渡りませんよね。
必要なものも運ばない上に、いらない老廃物も排出してくれません。
糖や、コレステロールが血管などにたまると、生活習慣病にも気をつけなければなりません。
体を温めることができていれば、病気を予防、改善することもできるんです!
肝臓の冷えと肌荒れ
肝臓が健康な人は、お肌も綺麗だったり、体も健康だったり。
肝臓って、全てにおいて、とても重要なんです。
肝臓って、どんな内臓?と、思いますよね。
・解毒
・消化を助ける胆汁の生成、分泌
・栄養の代謝と貯蔵
・基礎代謝の向上
・食欲の正常化
といった、人の体にとって、とても重要な役割をいくつも持っています。
肝臓の機能が低下すれば、これらの役割もうまく果たせないので、体のあちこちにトラブルが起こってしまうのは、当然ですよね。
皆さんは、お酒を飲みますか?
付き合いで少し。いや、缶ビール1,2本程度ならまだいいのですが、毎日大量に飲むという方は、少し気にした方がいいかもしれません。
肝臓ではアルコールの分解もしています。
分解処理が追いつけなくなるほどのアルコールを摂取してしまうと、もちろん肝臓にダーメージを与えてしまいますよね。
それが続くと、肝臓が働きすぎてしまって、機能が低下してきます。
たくさんの役割のある肝臓にお酒の飲み過ぎだけで働かせてしまうのは、自分の肝臓に申し訳ないと、生活習慣を見直してみるのもいいかもしれませんね。
もう一つ、肝臓と血液にも大切な関係があります。
肝臓には、常に大量の血液が運ばれているんです。
それは、全身の血液量の4分の1?3分の1とも言われています。
この大量の血液がしっかりと流れることで、代謝がスムーズに進み、体内組織の傷んだ部位の修復や、有害物質も速やかに排出してくれます。
こんなに体にとって大切な仕事をしている肝臓。
冷えていたら働く力も低下します。
しかし温めるだけで、肝臓だけではないそのほかの内臓にも効果を発揮してくれます。
温めるってすごい!!
冷えに悩んでいる方。
肝臓には常に大量の血液が運ばれているとお伝えしました。
肝臓を温めてあげれば、温まった血液を介して熱が運ばれ、全身が速やかに温まると思いませんか?
肝臓を温めると、その近くのある内臓も温まります。
特に、体内で最大の免疫器官である腸が温まると、免疫力もアップするはず。
腸が大事っていうのも覚えておくといいですね!
そして、疲れやすい、体がだるくなりやすい、眠れない、二日酔いがひどい、など、いろんな不調が出やすい方も、肝臓を温めてください。
肝臓が冷えて、機能が低下してくると疲労の元になる物質などを解毒する力も弱くなります。
生活習慣に注意することももちろん大切ですが、まずは、体を冷やさない。
肝臓を冷やさない。
暑い夏は特に内臓を冷やしてしまいがちです。
肌の不調。
体の不調。
まずは、深部加温のコアヒートで、中から温めてみてください。
必ず体の変化を実感できるはずです。