効果の違いは出力だけ?対極板付きラジオ波マシンの仕組み徹底解説

エステサロンのマシン施術で定番のラジオ波。ラジオ波マシンはあまたありますが、結果の違いは出力の大きさだけだと思っていませんか?
もちろん出力の違いも影響はありますが、プローブ(電極)の形状や施術のやり方で作用&効力は大きく変わります。
今回、3つの作用の違うプローブを備えている対極板付きラジオ波コアヒートを通じて、ラジオ波の仕組みを徹底解説いたします。
ラジオ波コアヒートはこの3つのプローブを使いわけることで、本当の意味で体の深部から温めることができ、痩せにくい人も結果が出ている人気のラジオ波施術です。
どういう仕組みで作用が違っているのか、どう体に効いていくのか、またどう使いわけるのか、それぞれのプローブを取り上げて解説します。
これを読めばラジオ波そのものの知識レベルがアップします。ぜひ最後までご覧ください。
目次
そもそもラジオ波って?

まず初めにラジオ波エステがどういう仕組みかご存知でしょうか?
説明会などでエステティシャンの方にお話ししていると、ラジオ波はプローブから熱を出して温める施術だと誤解している方がとても多いです。
ラジオ波はプローブ(電極)から電波を出し、体内の分子を振動させて摩擦熱が発生することで体を温める施術です。
そのためプローブ自体は熱を持っておらず触っても熱くありません。熱ではなく電波を出しているからです。
それにもかかわらずプローブが熱を出していると勘違いされやすいのは、多くのサロンで使われているラジオ波が体の表層にのみアプローチできるタイプのラジオ波だからです。

温熱を感じやすい神経は体の表面近くにあるため「プローブが熱い!」と勘違いしやすいのです。
しかしラジオ波マシンは表層を温められるタイプだけではありません。
マシンによって電波の届く深さ(温められる深度)は違います。ただし出力が強いものが深くまで温められるということではありません。
もちろん出力の強弱も影響はありますが、形状や使い方、ラジオ波の「電波の抵抗が高いところに熱が集まる習性」を利用することで深さは違ってきます。
ラジオ波コアヒートはこれらを活用して、電波が届く深さが違う3つのプローブを搭載。
お客様の体質や目的に合わせて使い分けて施術します。
これが痩せにくい方でも結果が出ている秘密です。
ではそれぞれ詳しく解説していきます。
1.深く広い範囲を温める深部加温プローブ

深部加温プローブ(正式名:RETプローブ)は、体の深部で熱を発生させることで、部分的ではなく深く広い範囲を温められるプローブです。
全身の巡りを向上させ代謝を上げるなど体質改善を促し、痩せやすい体へと導くことができます。
しかもその場限りではなく、深部加温による長期的な血流改善効果によって施術後も代謝の高い期間を継続することができます。

さらに深部加温は痩身以外にも肩こり・腰痛・便秘・生理痛などなど、冷えからくるあらゆる不調を改善へと導いてくれます。

「肩こり、ひどい腰痛も楽になって通っていた整体に行かなくてよくなった」
「毎月の生理痛が楽になった」
「更年期障害の不調とさよならできた」
など、痩身目的で通っていたお客様から嬉しい声が届いています。
深部加温プローブの仕組み

プローブは絶縁処理(コーティング)していない平らの形状で「対極板」という板を体の下に敷いてセットで使用します。
深部加温プローブから出た電波が対極板との間を行き来し、+極と-極を1秒あたり数十万回変化させて体内の分子を振動、分子同士の摩擦熱を発生させることで体を温めます。

これにより体の外から熱を与えるのではなく、体内で熱を発生させる深部加温が可能に。
体を本当の意味で芯から温めることができます。
熱を感じやすい体表面ではなく深い部分で熱が発生しますので、感覚としてはすぐに熱さを感じません。徐々に内臓から温まるような不思議な感覚がします。
深部加温でリラクゼーションマッサージも可能

温めながら痛みのないリンパマッサージができるのもコアヒートの深部加温ならではです。
深部加温は電波が行き来するのに距離がある分、プローブをゆっくり動かしても、熱が一か所に集中して熱くなりすぎることがないので、リンパマッサージをしながらじっくり施術ができます。
表層加温タイプのプローブでは、プローブを素早く動かさないと熱くなりすぎてしまうため、ゆっくり動かすマッサージをすることはできません。
この動画はコアヒートの深部加温プローブを使ったヒートハンドマッサージの様子です。
深部加温プローブを手の甲や腕にのせながら片手で行う施術です。温かい手でマッサージをすることができます。
プローブ自体が熱ければ、ずっと腕にのせた状態では熱くなりすぎて施術はできません。これも電波により体内深部で発熱する深部加温プローブだからこそできる施術です。

このヒートハンド施術では手技の気持ち良さをより味わえる他、機器だけでは届きにくい細かい部位に温熱をいれることができのるので、お客様の満足度が高い施術の1つです。

また手で圧をかけたところが抵抗が高くなり熱が集まるので、それを生かして気になる凝りなどに熱を集めることもできます。
2.やや深い部分まで温める浅部加温プローブ

浅部加温プローブ(正式名:CETプローブ)は、冷えがひどい方、セルライトや固い脂肪がバリアになって体に深く熱が入りにくい方に使用します。
先に5分~10分この浅部加温をかけると肉が柔らかくなり、深部加温をかけたときにしっかり熱がまわります。
すると今まで感じたことのない、身体の深部からの温かさを感じ、汗の書きにくい方も汗をかきます。
その心地よさにはまってしまう方が続出しています!
浅部加温プローブの仕組み

浅部加温プローブは深部加温プローブと同じく平らの形状です。
こちらも対極板という板を敷いて使いますが、深部加温プローブと違ってプローブ自体に黒いコーティングで絶縁処理がしてあり、その分、深部加温プローブに比べて抵抗が高くなります。
ラジオ波は抵抗が高いところに熱が集まるので、深部加温より少し浅いプローブ寄りに熱が集まります。そのため体のやや深い部分の脂肪を温めることができるのです。

逆に言うと深部加温プローブは絶縁処理をしていないので抵抗がなく、深く広い範囲の加温ができるということです。
3.体の表層を温める表層加温プローブ

凹凸のある表層加温プローブ(正式名:マルチプローラープローブ)は、体の表層を温めることができるプローブです。
表層の脂肪の分解を促すので、部分痩せ、セルライトの解消、引き締めなど、ボディメイクが得意なプローブです。
見た目に即効性があるので一時的でもいいので早く見た目を変えたい方におすすめできます。
「切らない脂肪吸引」ともいわれるハイパーナイフもこれと同じタイプのプローブです。
しかしセルライトを減らすには、脂肪を分解するにとどまらず老廃物をしっかり排出しなければいけないので、血流を改善できる深部加温プローブと組み合わせることで、より凹凸の表層加温プローブの効果が発揮できます。
また残念ながら凹凸の表層加温プローブでアプローチできるのは体の表層脂肪までなので、単体で体質改善まではできません。
体質改善をしてリバウンドしにくい体もつくりたい方にもやはり深部加温プローブとの併用がおすすめです。
このように効果の違うラジオ波を組合せることができるので、コアヒートは体質・目的の違うお客様のお悩みをしっかり改善することができます。
表層加温プローブの仕組み

表層加温プローブは長めの突起が複数ある形状をしています。こちらは対極板は使用しません。
各突起(電極)の間を電波が行き来するので浅い部分で摩擦熱を発生させます。

短い距離間で熱が発生して素早く温まるので、熱が集中して熱くなりすぎないように、施術はプローブを素早く動かします。
冒頭でお話したように、ラジオ波施術がプローブから熱を出して温める施術と勘違いされやすいのは、この体の表層にアプローチする凹凸のあるプローブを使ったラジオ波施術が多く出回っているからです。
熱を感じやすい神経がある表層が温まるためプローブから熱が出ていると勘違いしてしまうのです。
3つのプローブの特徴まとめ

1.深部加温プローブ:
基礎代謝アップ、全身の巡りを改善して痩せ体質へ促す。
2.浅部加温プローブ:
冷えて固く熱の入りにくい体質でも素早く熱が入るように補助する。
3.表層加温プローブ:
表層の脂肪やセルライトの分解を促すなどボディメイクに活躍する。
コアヒートの3つのプローブを詳しく解説してきましたが、簡単にまとめますとこのようになります。
この3つのプローブをお客様の体質や目的にあわせてカスタマイズして使い分けます。
だから何をやっても痩せにくくなった方、他のエステで効果を感じなかった方、いつもリバウンドしてしまう方でも結果が出て喜んでいただいています。

ラジオ波エステマシンと言っても、様々なマシンが出回っています。
深部まで温められないものでも、「芯から温めます!」「体質改善できます!」と謳っているエステサロン様も残念ながらたくさんお見かけします。
お客様は大切な時間とお金を使ってエステサロンに通ってくださいます。エステサロン様も高い投資をして業務用エステ機器を導入されると思います。
ぜひ正しい知識であなたのエステサロンのお客様の目的にあったエステ機器を選んでください。
ちなみにコアヒートには、他にも両手をフルに使ったマッサージやフェイシャルにも生かせるマジックヒートハンドというプローブもあります。
さらに詳しく知りたい方はぜひ無料のオンライン説明会を受けてみてください。